Windows PE版およびDOS版について
BIOS環境用ターミネータ10plusの機能と特徴について説明します。
このページでわかること
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Windows PE版とDOS版の2つのバージョンを提供
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10段階の消去レベルとパーティション単位での消去に対応
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レガシーBIOSおよびUEFIのCSMモードで動作
主な機能
1. OSごとストレージ消去(Windows PE版)
コンピュータに接続してあるハードディスクやUSBメモリなどの内容を、OSも含めて一括で消去することができます。現在のコンピュータに入っているOSには依存しません。
2. OSごと全ストレージ消去(DOS版)
Windows PE版ソフトウェアが起動しない時に使用します。
Windows PE版とは異なり、消去したいストレージを選ぶことはできず、接続されているストレージをすべて一括で消去します。
3. パーティション単位での消去
デジカメで使用するSDカードなどのリムーバブルメディアや内蔵・外付けハードディスク等のデータを、パーティション単位(Dドライブ、Eドライブなど)で消去することができます。
4. 接続されているストレージ単位での消去
接続されているリムーバブルメディアや内蔵・外付けハードディスク等のストレージを、物理的なストレージ単位で消去することができます。
また、複数ストレージをマルチスレッドで同時に消去することができ、消去時間が短縮されます。
5. 消去レポート機能
データ消去が完了すると、消去完了レポートを表示します。
レポートには、消去時間、不良セクタ数、セクタ内容、ストレージの型番・シリアル番号などが含まれます。
Windows PE版では、消去レポートをUSB1.1/2.0ポートに挿入されているUSBメモリなどに保存することもできます。
6. ディスクビューア機能
ストレージ上のデータを16進数と文字列表示により、セクタダンプします。
この機能により、データが確実に消去されていることを確認することができます。
7. 消去レベル
全部で10段階の消去レベルを選択できます。
レベル1:ゼロ書込み方式
レベル2:1(0xFF)書込み方式
レベル3:乱数書込み方式
レベル4:乱数+ゼロ書込み方式
レベル5:米国国家安全保障局(NSA)方式
レベル6:米国国防総省(DoD5220.22-M)方式
レベル7:北大西洋条約機構(NATO)方式
レベル8:米国国防総省(DoD5220.22-M ECE)方式
レベル9:シュナイアー(Schneier)方式
レベル10:グートマン(Gutmann)方式
8. 消去後自動フォーマット機能
メディア消去完了後、Windowsですぐに使用可能なようにそのストレージに対して自動的にフォーマットを行います。
初心者でも簡単に、データを消去した後にストレージを再使用することができます。
※FAT32形式でフォーマットします。
9. 2TBを超えるストレージに対応
2TBを超える容量を持つストレージの消去に対応しています。
また、BigDrive(48bitLBA)にも対応しています。
注意事項
- 本ソフトウェアの実行時に、ストレージへの電源が提供されていない場合、またはストレージとコンピュータ本体が接続されていない場合は、ストレージ上のデータを消去することはできません。データ消去時に対象となるストレージが画面リストに表示されていることを必ずご確認ください。
- 本ソフトウェアはソフト的にストレージ上のデータを消去します。したがってストレージ上のセクタに異常のある場合は、異常セクタのデータは消去することができません。また、物理的にアクセスできなくなっているストレージ上のデータも消去することはできません。物理的にアクセスできなくなっている状態とは、例えば水濡れ、高温下での保管、焼却、落雷、落下などにより部品やストレージ自体が損傷した場合、または電気系統の異常等により正常に認識できない場合を指します。
- 本ソフトウェアで消去作業を実行した後は、消去レベルの低い方式での消去であっても、一切のソフト的なデータ復元が不可能となります。消去作業はお客様自身の責任で、十分注意を払って実行してください。間違って異なるファイルやディスクを消去してしまった場合でも、その作業や結果に関してAIデータ株式会社は一切の責任を負いません。
- UEFI搭載のコンピュータの場合、明示的に本ソフトウェアを起動する場合は、起動モードを「レガシー(Legacy)」に変更する必要があります。なお、「レガシー(Legacy)」に変更できないパソコン(例:SurfacePro3)についてはUEFI版をご利用ください。
- 消去レベルの低い方式で消去作業を実行した場合、ソフト的な復元はできなくなりますが、残留磁気を高精度で読み取る専門的な機器を使用することでデータを復元できる可能性があります。
- BIOSのアクセス許容範囲を超えた容量のIDEまたはE-IDEのストレージのデータは消去できません。データ消去の前に画面に表示されるディスク容量を必ずご確認ください。Windowsがストレージの容量を正しく認識できていない場合もデータが消去できませんので、ご注意ください。
- BIOSの設定で省電力設定が有効になっている場合、消去中に画面が省電力モードになったり、ストレージが停止したりする場合がありますので、必要に応じて省電力設定を無効にしておいてください。
- 本ソフトウェアをWindows PEで実行する場合、Windows PEの仕様により、OSの起動後72時間後に自動的に再起動がかかるという制限があります。Windows PE版ソフトウェアで消去する際に高い消去レベルを選択した場合、ディスクの容量によっては消去が完了できないことがあります。
- 本ソフトウェアに搭載されているWindows PEは、USB3.0をサポートしておりません。ソフトウェアでUSB接続のハードディスクなどを消去する場合は、USB1.1/2.0端子に接続してください。また、Windows PEが起動する前に対象のストレージをコンピュータに接続しておいてください。
- NTFSフォーマットのパーティションを選んで消去した場合、Windowsの仕様により、最終セクタ付近のデータが消去されない場合があります。この場合は、物理的なストレージを選択して、データを消去してください。
- リカバリ領域を残しての消去について、一部機種ではCドライブを消去すると、ストレージからのリカバリ機能が使えなくなります。事前にメーカーにご確認下さい。
- SSDに対してパーティション単位で消去を行っても、ウェアレベリングにより物理的に異なる場所に消去書き込みを行う可能性が高いため、SSDのパーティション単位での消去は推奨しません。また、消去レベル4までの方式の場合、ウェアレベリングにより完全に消去できない場合がありますので、レベル5以上で消去を行うことを推奨します。
- 2TBを超えるストレージは、DOS版ソフトウェアでは、2TB以上の領域を消去することはできません。USBメモリまたはCDからWindows PE版ソフトウェア、またはUEFI版ソフトウェアを起動して消去してください。
- 2TBを超えるストレージをUSB変換ケーブル(またはアダプタ)で接続して消去する場合、そのケーブル(またはアダプタ)が2TB以上のストレージに対応している必要があります。
システム必要条件
動作環境(共通)
- 対応機種: PC/AT互換機(DOS/V機)
- 起動モード: 従来のBIOS(Legacy BIOS)、またはUEFIのCSM(互換性サポートモジュール)モード
- 非対応: ARM版CPU、NEC PC-98シリーズ
注意
- BIOS側でストレージの容量が正しく認識されていない場合、本ソフトウェアは正常に動作しないことがあります。
- UEFI搭載のコンピュータの場合、明示的に本ソフトウェアを起動する場合は、起動モードを「レガシー(Legacy)」に変更する必要があります。
Windows PE版ソフトウェア
- 300MHz以上のIntelまたは互換CPU(ARM系は除く)
- 512MB以上のRAM
- 65536色以上XGA解像度
- 2倍速以上のCD-ROMストレージ(CDから起動する場合)
DOS版ソフトウェア
Windows PEが起動しない環境で全ストレージ消去を行う場合に使用します
- 300MHz以上のIntelまたは互換CPU(ARM系は除く)
- 2MB以上のRAM
- 256色以上VGA解像度
- 2倍速以上のCD-ROMストレージ(CDから起動する場合)
※DOS版ソフトウェアでは2TB以上のストレージを消去することはできません。
対応インターフェース
- SATA、IDE、E-IDE、SCSI、USB、IEEE1394(iLINK)
※USBデバイスは、USB Mass Storage Class 準拠のものにのみ対応しています。
対応メディア
- 内蔵および外付けハードディスク、SSD
- USBメモリ、SDカード、メモリースティックなどのリムーバブルメディア
- フロッピーディスク、MOなどのディスクメディア
※CD-RWやDVD-RWなどの光学ディスクは消去できません
注意
BIOSがBig Driveに対応していない環境でWindows PE版を使用した場合、以下のリスクがあります。対象のストレージに対しては消去を実行しないでください。
- データが完全に消去されない(一部が残存する)
- 消去対象外のパーティションが破損・紛失する
※BIOSまたはUEFIが容量を正しく認識できていることを必ず確認してください。
関連ページ
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